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隋唐洛陽城の玄武門、千年の時を経て全貌明らかに 河南省

洛陽市の隋唐代洛陽城遺跡で出土した玄武門の墩台遺構(2020年12月31日撮影)。(c)Xinhua News
【1月22日 Xinhua News】中国河南省(Henan)洛陽市(Luoyang)にある隋唐洛陽城遺跡の発掘調査でこのほど、玄武門の遺構が初めて全貌を現した。同遺構の発見は、唐~宋代の宮城構造や配置を知る上で重要な意義を持ち、中国古代の都城の形状変化や沿革の研究にも役立つという。

 

 中国社会科学院考古研究所・洛陽唐城作業チームのリーダーを務める石自社(Shi Zishe)氏によると、玄武門遺構は隋唐洛陽城遺跡の重要部分であり、これまでの調査で遺構の形状や正確な位置、沿革が分かったという。応天門や玄武門など宮殿建築群の位置関係がはっきりしたほか、隋唐から北宋にかけての宮城の形状変化の特徴や遺構の移動方向も明らかになった。