中国国家観光局日本代表処主催の「シルクロード文化観光ウィーク及び長安(西安)精神――中国書画展」の開幕式が24日に東京中国文化センターで行われた。人民網が伝えた。
会期中には、シルクロードにおける中国観光スポットを紹介するいくつかの講演会が企画されると同時に、陕西省の書画家が「長安精神」をテーマに創作した中国書画作品70点近くが展示される。同イベントは、伝統的な文化と旅行・観光を結びつける形で、中国の観光スポットをプローモーションし、中日交流を促進することを主旨に企画された。
中国駐日本大使館の何静・文化参事官や江田五月・日中友好会館会長、海江田万里民主党代表、マンリオ・カデロ日本駐箚 サンマリノ共和国特命全権大使、中国国家観光局日本代表処の張西龍首席代表、観光庁の篠原康弘審議官などが同日の開幕式に出席した。
何静氏は開幕式で、「長安(西安)とシルクロードや中日文化は非常に深い関係で結びついており、長安に関わる文化交流は中日交流にとって、重要な役割を持っている」と語った。海江田万里民主党代表は、中国語であいさつを行い、「私が理解する『長安精神』とは、歴史や文化、伝統、民族団結の精神を重視すること。優秀な文化作品を通してこのような精神を示したい」と語った。
同日、開幕式に出席した陕西省美術家協会の宋亜平副主席は、「このようなイベントや日本の芸術家との間の相互交流学習を通して、両国民の相互理解を促進したい」と語った。また、今回の中国書画家訪日団の馬継忠団長は、「中日両国は文化の上で深い結びつきを持っており、文化交流は両国民の感情を近づけ、交流を促進するうえで大きな役割を果たしている」と語った。
「人民網日本語版」より