中国西部ハブにする「西安咸陽空港」の第2期拡張近く終了。(転載)
新華社は、中国西北部で最大規模な滑走路を持つ陝西省の西安咸陽国際空港(西安咸阳国际机场)で2期拡張工事がまもなく完了すると報告した。
現在はすでに、新ターミナルビルのシステム調整を行っている段階にきている。
中華人民共和国咸陽市渭城区底張鎮にある西安咸陽国際空港は中国のハブ空港の1つで、総額103億9100万元(約1270億円)を投資し、中国では滑走路2本の同時離着陸を実現した4カ所目の空港になり、世界最大のエアバスA380型機の離着陸が可能になる。
2期拡張工事は2009年3月に着工し、拡張部分の稼働開始は2012年3月となる。
西安咸陽国際空港の稼働により、年間旅客数は3100万人、貨物取扱量は40万トン拡大できる。
西安と言えば、昔の「長安」であり、西遊記、始皇帝陵など、多くの歴史発祥の場所であり、多くの観光客も期待できる。
それと同時に犯罪も多発しているようで、ブーツの中まで検査されている写真が公開され、他の犯罪写真も掲載されるなど、空港での厳しい体制が報告されている。