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実景歴史舞踊劇「長恨歌」、冬バージョンも人気 陜西省西安市

13日、西安市で上演された大型実景歴史舞踊劇「長恨歌」の冬バージョン、氷火「長恨歌」。(西安新華社記者/劉瀟)

 

  【新華社西安1月15日】中国陝西省西安市臨潼(りんどう)区の華清宮風景区にある九竜湖で毎晩、唐代の詩人、白居易(はく・きょい)の叙事詩長恨歌(ちょうごんか)」を題材に創作された同名の大型実景歴史舞踊劇が上演されている。

 

  実景劇は、実際の景観を舞台背景に取り入れた演劇形式を指す。同作品は2006年の初演以来、公演回数が5千回を超え、観客動員数は約1千万人に上る。2021年から上演を始めた冬バージョンの氷火「長恨歌」は、観客に没入型の冬季観光のロマンを届けるとともに、周辺のホテルや民宿、療養施設などの文化観光産業の発展をけん引している。

世界に1頭だけの茶色パンダ「チーザイ」、笹の葉に強いこだわり―中国

 

中国陝西省の研究施設に世界唯一の茶色パンダ「チーザイ」が飼育されている。
チーザイは他のパンダと違いゴロゴロと笹の葉を食べ、特に笹の葉を大切にする。
冬場は毎日50キロ超の笹を食べるが、半分以上捨てることがあり笹へのこだわりが強いという。
中国北西部・陝西省にある秦嶺ジャイアントパンダ研究センターでは、世界唯一の人工飼育の茶色いジャイアントパンダ「チーザイ(七仔)」が生活しています。チーザイは毛色が特徴的であるだけでなく、笹の葉へのこだわりもかなり強いそうです。

 

チーザイの飼育員の張虎さんによると、チーザイはあまり運動が好きではなく、普段はよく横になっています。笹の葉を食べる時も、他のジャイアントパンダは座って食べるのが一般的なのに対し、チーザイはゴロッとなって食べています。また、チーザイは冬になると毎日50キロ以上の笹の葉を食べますが、笹の葉へのこだわりがかなり強いため、時には半分を食べずに捨ててしまうということです。(提供/CRI)

鄭州商都遺跡で最古の兆域を発見 中国河南省

鄭州商都遺跡で最古の兆域を発見 中国河南省
鄭州商都遺跡書院街墓地の発掘全体図。(資料写真、鄭州新華社配信)

 【新華社鄭州12月28日】中国河南省洛陽市で20、21両日開かれた2023年度の河南考古学成果交流会で、鄭州市にある商(殷)王朝時代の鄭州商都遺跡において現時点で最古となる貴族墓地の兆域(墓域)を発見したことが明らかにされた。兆域の起源と陵寝制度の発展を探る上で新たな材料となる。

鄭州商都遺跡で最古の兆域を発見 中国河南省

鄭州商都遺跡書院街墓地の構造見取り図。(資料写真、鄭州新華社配信)

 発掘現場の責任者を務めた鄭州市文物考古研究院の黄富成(こう・ふせい)研究員によると、同遺跡書院街区域で2021年から今年にかけて実施された発掘調査で商代中期の高位貴族の大型墓を発見。墓の年代は約3400年前で、現存面積は約2万平方メートルに上った。兆溝(墓地の内外を区切る溝)や出入り用の通路、墓、祭祀(さいし)遺構などからなり、構造と機能が明確で、兆域の全体性、系統性を備えていた。

鄭州商都遺跡で最古の兆域を発見 中国河南省

鄭州商都遺跡書院街墓地から出土した黄金の覆面。(資料写真、鄭州新華社配信)

 兆域内では墓20基と祭祀坑9基が見つり、ホタテガイ形の黄金の覆面、トルコ石、青銅器、玉器などが出土した。兆域の南側では兆域と同時期に築かれた二つの版築(はんちく、土を幾層にも突き固める工法)基礎も出土。平面は長方形で複数の家屋が連なる構造をしており、兆域と構造的、機能的な関係があるとみられる。

 黄氏は、鄭州商都遺跡書院街墓地は現時点で国内最古の兆域であり、殷墟(いんきょ)王陵区の東西陵区の方形兆域の起源を知る直接的な証拠になると語った。(記者/桂娟、袁月明)

LONGi、パンダ保護をカーボンニュートラルにするプログラムで環境保護への取り組みを拡大

中国、西安市、2023年12月20日 /PRNewswire/ -- LONGi(LONGi Green Energy Technology Co.Ltd.中国西安)は、中国の秦嶺山脈における生物多様性保全を目的とした新たな「パンダのためのゼロ・カーボン・ライフ計画」を発表しました。この計画には、陝西省仏坪国家自然保護区との新たなパートナーシップ協定が含まれており、同保護区におけるパンダ保護活動の支援に重点を置く予定です。

「クリーンエネルギーによる持続可能な発展のリーダーとして、LONGiは、環境保護をサポートするために私たちの技術を使用することができる革新的な方法を探求しています。この特別なイニシアチブは、中国の国宝の一つであるパンダの保護活動を支援すると同時に、炭素ゼロの世界という私たちビジョンを実現するためのLONGiが新しいパートナーと協力している素晴らしい例でもあります。」LONGiの会長である李 振国はそうコミットしています。

契約の一環として、LONGiは最新の太陽電池モジュール製品であるHi-MO X6を搭載した太陽光発電所を自然保護区の施設に寄贈し、科学者や研究者にクリーンエネルギーを提供し、彼らの重要な保護活動を支援していきます。「パンダ発電所」は太陽エネルギーを利用し、仏坪国家自然保護区の持続可能なエネルギー生成に貢献します。また、LONGiは独自の「HiMOパンダ」を引き取り、科学者や研究者がパンダの一生を世話するために太陽光発電をどのように活用しているかを紹介する予定です。

陝西省仏坪国家自然保護区のシニア・エンジニアから「私たちは、私たちの国家自然保護区をカーボンニュートラルに変えるために、LONGiと新たなパートナーシップを結べたことに大変感謝しています。これは、NGOと民間企業が、共通の目標を達成するために、異なる強みを活用しつつ、どのように協力できるかを示す素晴らしい例です」とコメントしました。

「パンダのためのゼロ・カーボン・ライフ計画」は、持続可能な発展を促進するための他の世界的な取り組みとも一致しています。特に、国連の17の持続可能な開発目標の目標15「陸上での生活」は、陸上生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、森林の持続可能な管理、砂漠化との闘い、土地の劣化の阻止と回復、生物多様性の損失の阻止を目指しています。

LONGi分散型太陽光発電事業副社長 蒋 東宇はそう述べています。「LONGiは、クリーンエネルギーの分野だけでなく、環境保護の推進においてもリーダーであることを約束します。私たちは、陝西省仏坪国家自然保護区と行っている投資のようなものを通じて、NGOや研究者とのパートナーシップの可能性を広げ、太陽光発電技術がどのように世界中の生物多様性保全をサポートできるかを示すことができることを願っています。」

LONGiについて

2000年に設立されたLONGiは、世界有数のソーラーテクノロジー企業になることを目指し、完全なシナリオのエネルギー転換のために、顧客主導の価値創造に注力しています。

LONGiは、「太陽エネルギーを最大限に活用し、グリーンな世界を構築する」というミッションの下、技術革新に専念し、モノシリコンウェハーセルとモジュール、商業・産業用分散型ソーラーソリューション、グリーンエネルギーソリューション、水素機器の5つの事業分野を確立しています。同社は、グリーンエネルギーを提供する能力を磨き、最近では、世界のゼロカーボン開発をサポートするグリーン水素製品およびソリューションも採用しています。
www.longi.com/en

陝西省仏坪国家自然保護区について

陝西省仏坪国家自然保護区(FPNR)は1978年に設立されました。保護区は、秦嶺山脈中流域の南麓、仏坪県の北西部に位置し、森林被覆率は98.0%以上、主にジャイアントパンダの保護を目的とした森林・野生生物型保護区です。また、10代の若者のための国家ポピュラーサイエンス教育基地及び陝西師範大学のフィールド教育実験基地としてもリストされています。多くの研究ユニットと多レベルかつ多方向の協力を行っています。

この情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点で内容が異なっている場合がありますので、予めご了承下さい。

世界のトキ総個体数1万1千羽に 42年にわたる保護で「復活」

国家林業・草原局トキ保護国イノベーション連盟が今年11月に発表した最新の統計によると、世界のトキ総個体数は1万1000羽に達した。トキは中国国家一級保護動物であり、「東洋の宝石」、「おめでたい鳥」などと呼ばれている。わずか7羽まで減少したかつての状態から、1万羽以上に増えた現在の状態まで、その裏にはトキの保護活動に関わる人々の42年にわたる努力がある。

中国科学院動物研究所鳥類学研究所の劉蔭増研究員は、「1981年に秦嶺山脈を3回目に訪れ、坂を下りているとき、東の方に1羽の鳥が飛ぶのが目に入った。白鷺とは飛び方が違っていて、頭上に来たときに赤い色が見えた。この写真は1981年の調査中に姚家溝鎮(陝西省)で撮ったもので、世界初公開のトキの写真になった」と述べた。

トキはかつて中国、日本、朝鮮半島、ロシア極東地域に広く分布していたが、環境の変化と人間活動の影響により、20世紀になると一度姿を消した。1981年、中国の専門家が陝西省洋県で野生のトキ7羽を発見。それから42年にわたり保護を続けた結果、わずか7羽だった個体数は今や世界全体で1万羽の大台を突破し、野生のトキの生息地面積は7羽が発見された当時の5平方キロメートル未満から1万6000平方キロメートルへと拡大した。

陝西省はたゆまず努力し、自然の中で自立して生存できる野生復帰の放鳥を相次いで行い、安康市寧陝県、銅川市耀州区、宝鶏市千陽県、西安市周至県、渭南市臨渭区、西安市藍田県などで野生復帰の放鳥を行った。今やトキは秦嶺山脈を越え、長江流域から黄河流域へと生息域が拡大している。(編集KS)

人民網日本語版」2023年12月8日

世界のトキ総個体数1万1千羽に 42年にわたる保護で「復活」

国家林業・草原局トキ保護国イノベーション連盟が今年11月に発表した最新の統計によると、世界のトキ総個体数は1万1000羽に達した。トキは中国国家一級保護動物であり、「東洋の宝石」、「おめでたい鳥」などと呼ばれている。わずか7羽まで減少したかつての状態から、1万羽以上に増えた現在の状態まで、その裏にはトキの保護活動に関わる人々の42年にわたる努力がある。

中国科学院動物研究所鳥類学研究所の劉蔭増研究員は、「1981年に秦嶺山脈を3回目に訪れ、坂を下りているとき、東の方に1羽の鳥が飛ぶのが目に入った。白鷺とは飛び方が違っていて、頭上に来たときに赤い色が見えた。この写真は1981年の調査中に姚家溝鎮(陝西省)で撮ったもので、世界初公開のトキの写真になった」と述べた。

トキはかつて中国、日本、朝鮮半島、ロシア極東地域に広く分布していたが、環境の変化と人間活動の影響により、20世紀になると一度姿を消した。1981年、中国の専門家が陝西省洋県で野生のトキ7羽を発見。それから42年にわたり保護を続けた結果、わずか7羽だった個体数は今や世界全体で1万羽の大台を突破し、野生のトキの生息地面積は7羽が発見された当時の5平方キロメートル未満から1万6000平方キロメートルへと拡大した。

陝西省はたゆまず努力し、自然の中で自立して生存できる野生復帰の放鳥を相次いで行い、安康市寧陝県、銅川市耀州区、宝鶏市千陽県、西安市周至県、渭南市臨渭区、西安市藍田県などで野生復帰の放鳥を行った。今やトキは秦嶺山脈を越え、長江流域から黄河流域へと生息域が拡大している。(編集KS)

人民網日本語版」2023年12月8日