13日、西安市で上演された大型実景歴史舞踊劇「長恨歌」の冬バージョン、氷火「長恨歌」。(西安=新華社記者/劉瀟)
【新華社西安1月15日】中国陝西省西安市臨潼(りんどう)区の華清宮風景区にある九竜湖で毎晩、唐代の詩人、白居易(はく・きょい)の叙事詩「長恨歌(ちょうごんか)」を題材に創作された同名の大型実景歴史舞踊劇が上演されている。
実景劇は、実際の景観を舞台背景に取り入れた演劇形式を指す。同作品は2006年の初演以来、公演回数が5千回を超え、観客動員数は約1千万人に上る。2021年から上演を始めた冬バージョンの氷火「長恨歌」は、観客に没入型の冬季観光のロマンを届けるとともに、周辺のホテルや民宿、療養施設などの文化観光産業の発展をけん引している。