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「北京時間」の基準は北京ではなかった=大晦日も厳戒態勢で臨む「時の番人」たち―陝西省(転載)

2012年1月23日、新華ネットは、人々が一家団欒を楽しむ旧正月の大晦日にも24時間体制で中国標準時間を全土に供給する「授時兵」と呼ばれる人々の仕事を伝えた。

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23日、新華ネットは、人々が一家団欒を楽しむ旧正月の大晦日にも24時間体制で中国標準時間を全土に供給する「授時兵」と呼ばれる人々の仕事を伝えた。

「北京時間」の基準は北京ではないことをご存知だろうか。中国科学院国家授時(標準時供給)センターは、中国の中心に近い陝西省蒲城県に置かれ、職員が24時間体制で「北京時間」を管理している。ここは国民の日常生活と密接に関わっていることはもちろん、衛星やロケット発射など、中国の宇宙技術の発展においても重要な役割を担っている。

北京時間は長波と短波によって供給されており、当直の兵士が立つ歩哨所はアンテナの真下にある。1969年10月以来、守衛任務に着いている中隊の兵士たちは、強い電磁波にさらされながらも「北京時間」を自分の命のように守り続けている。

長波の1号送信所の守衛を勤める何偉(ホー・ウェイ)中隊長は取材に対し、大晦日に万一の事が起こらないように、長・短波送信所や原子時計室の当直スタッフが調整を行い、守衛業務も複数人体制でシフトを組んでアンテナエリアのパトロールを強化していると伝え、「当直、トラブル対処マニュアルを改善し、突発事態があればすぐに対処できるようにしている」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)