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西王母

西王母

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盤古の伝奇は諸説さまざまである。天地を開とされる伏羲三皇、天下世界にいる金母と木公、つまり西王母東王公、彼らは、人類の誕生からの天界や地上界の神話の中の人物や神霊である。西王母は西半分を支配し、東王公は東半分を支配していた。昔の伝説の西王母の形には二種類ある。山海経では、西王母の顔は人の形をしているが、豹の尾を持ち、虎の歯が生え、しばしば首が伸び、人を恐がらせたと言う。漢の武帝内伝では、西王母は中肉中背で姿形は美しく優しく、仙界第一の美人だったという。このため、後には東王公は玉皇大帝に変わり、西王母は大帝夫人となり、王母娘娘となった。

当地の伝説では、清の同治2年1186年以前、涇川瑤池の王母宮は絶えず修理されていたが、その後は、民族紛争や戦争で焼け落ちてしまった。20世紀90年代初め、道教の信徒の寄付で、回山に西王母大殿が再建され、西王母の塑像が作られ、盤山公道が作られ、道教信徒の参诣の重要な場となった。

昔の慣例通り、旧暦3月20日西王母の盛会で、このときになると四方八方から信者が集まり、西王母を参拝し、燒香し、とても賑やかである。