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歴史博物館で働く中国人女性、「感動した!」と日本人観光客を絶賛! 一方、韓国人観光客には…―中国ネット

2014年10月21日、人民網は、2013年の訪中外国人観光客が、前年比2.51%減の延べ1億2907億7800万人だったと伝えた。さまざまなマイナス要因があったが、延べ人数と外貨収入から総合的には減少傾向に歯止めがかかっているという。

そのような中、先日、陝西省歴史博物館で働く中国人女性が外国人観光客の印象について紹介した文章がインターネット上に掲載された。

西安の大学に通う私は、歴史が好きだったため、陝西省歴史博物館の説明員のアルバイトを始めた。西安は観光客が多い。兵馬俑、大雁塔、そして陝西省歴史博物館は、外国人観光客が必ず訪れると言ってもいい景勝地である。私は仕事の中でさまざまな国の観光客を目にしてきた。もちろん、中国語で解説をするので、彼らと直接言葉を交わすことはないが。

そのなかで最もマナーが悪かったのは韓国人観光客だ。彼らが来ると、10メートル離れた場所にいてもすぐにわかる。静かな館内で、ずっと大声でおしゃべりを続けるからだ。フラッシュ撮影禁止のところでフラッシュをたいて撮影するため、警備員のお兄さんが見かねてカメラを取り上げたこともあった。展示物に群がるため、周りの人の迷惑になることもしばしば。いずれにせよ、博物館は尊重されていないと感じた。

欧米の観光客は個人旅行で来ている人もツアー客も多い。彼らは一つひとつを見る時間はそれほど長くはなく、全体をざっと見る感じだ。見学するときはきちんと規則を守っている。一般の欧米人には、展示物の意味を理解するのが難しいと思うが、それでもきちんと最後まで見学する。

それから、日本人に言及しないわけにはいかない。彼らは本当に礼儀正しかった。西安で見るのはほとんどがお年寄りのツアー客だが(若者はこういうところには来ないのだろう)、みな静かで秩序があり、真剣に展示物を見ている。メモまでとっている人も多く、本当に感動した!見学するときは周りの人に気を遣ってスペースを空けるため、混乱が起きたことは一度もない。(翻訳・編集/北田)