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西安で元代の1夫3妻合葬墓を発見

西安で元代の1夫3妻合葬墓を発見

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6月 23, 2011

(中国通信=東京)西安22日発新華社電によると、西安市文化財保護部門は先ごろ、不動産開発プロジェクトの工事現場で発掘調査を行い、17基の墓を発見した。うち1基は元代の1夫3妻合葬墓で、西安地区の元代考古研究に貴重な資料を提供する発見となった。

 今回発掘された17基の墓は、漢代のものが9基、唐代のものが6基、元代のものが2基だった。元代墓2基は埋葬様式が同じで、保存状態が良く、出土遺物が豊富だった。M6号墓と名付けられた一方の墓の墓志銘には元代の張弘毅と3人の妻の合葬墓であることが記されていた。

 墓志銘の記載によると、張弘毅は、字が達夫で、至元5年(西暦1339年)6月22日に死去し、66才だった。張弘毅は生涯4人の妻を娶り、最初の3人の姓は武、李、趙で、張弘毅より先に死去していたため、M6号墓に合葬されたという。