西安金橋と友聯国際旅行社の日本語観光ガイドの西安観光旅行情報満載のブログ

西安及び中国全土の旅行観光情報を無料提供いたします。ガイド、地元美食などのお手配いたします。

中国「秦の始皇帝の兵馬俑」再発掘 新たな兵士が歴史を語る

中国西部・陝西(せんせい)省西安(せいあん)郊外にある「秦の始皇帝兵馬俑(へいばよう)」が、24年ぶりに発掘調査が再開されたことは、7月1日付のEXでも紹介した。新たな俑(武士像)の発見が見込まれるなど期待が高まっているとともに、専門家らによる作業が公開されているのも特徴。このため、日本人を含めた観光客の人気に拍車がかかっているようだ。
再発掘が始まったのは、遺跡のうち最大規模の「1号坑」の中の一部で、兵馬俑博物館の考古学チームが作業に当たっている。AFP通信は、総面積約1万4000平方メートルのエリアに、計6000体に上る兵士や馬の土偶が埋められているとの専門家の見方を紹介。「考古学上の新たな発見につながると期待されている」と報じた。
兵馬俑は、紀元前3世紀、中国史上初めて統一国家を築いた秦の始皇帝の陵墓を守るため、等身大の兵士や馬、土偶が大量に埋められた遺跡。これまで1978年と85年にそれぞれ始まった発掘調査が2回行われていた。