2021-11-06 春秋時代の庶民の食生活が明らかに? 出土した陶片から有機物を吸着したサンプルを手にする、論文の筆頭著者である中国科学院大学の韓賓博士(11月3日に北京で撮影・孫自法)。中国の考古学者がこのほど、陝西省澄城県の春秋時代の遺跡である芮国劉家窪遺跡の庶民が生活していたエリアから出土した陶片に吸着した脂質残留物を総合的に分析したところ、芮国の庶民は、粥や煮込み肉を食べ、ミルクを飲んでいたことが判明。庶民は野菜のみを食していたとする歴史史料とは大きく異なっていることが明らかになった。中国新聞網が伝えた。(編集TG)